キッズダンスのための衣装・服・スクールまとめダイアリー

キッズダンスをお子さんに習わせたいママさんへ!必要な衣装・服やダンス用品、ダンススクールに通わせる場合の注意点などをまとめて解説!ダンサーの視点からアドバイスします!

子供にダンスを習わせたくない親が急増?その理由とは?

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ダンスは不思議なもので、やってみたい、ものではあるけれど、子供にやらせたいか?となると、やらせたくない、と言う意見もありますよね。

それは、主に、ストリートダンスについて言われる場合が多く、子供の興味と裏腹に、心配事が多く、ママさんたちは葛藤しているようです。

子供がダンスをやりたい!と言い出した時、あなたならどうしますか?

今回は、なぜダンスをやらせたくない親が多いのか、そんなとき、子供とどう向き合っていくのかを考えて解説していきます。

なぜ子供にダンスを習わせたくないの?

みなさんが抱える不安は、実際に声としても多く聞かれます。それはこういったもの。

素行は案の定、ダンスを習わせたくない理由のトップに入りますね。そしてもう一つ、その他のソースから、「ダンスは将来の役に立たないから」という意見も比較的多く聞かれました。

ダンスのイメージは良くない

世間はまだまだ、ダンサー=不良、というイメージが残っていますよね。

教育の一環としてダンスが注目され始め、ダンサーたちの間でも素行に注目が集まっています。

では、実際、ダンサーはマナーが悪いのか?

ダンスのイベントでは、ごみ拾いの声掛けを行ったり、礼節までをレッスンとするダンススクールも、少しずつ増えてきました。

そんな中で、いつでも引き合いに出されるのは、大人の行動、なんですよね。

通路で子供がしゃべっていても注意しない。インストラクターは、親に対して、はじめましてで、タメ語口調。代講、休講も平気な顔。

ダンサーへの批判は、いつの時代も、子供ではなく大人に向けられているものです。

ダンスは将来役に立たない?

もう一つが、子供への投資という部分。ダンスって、職業につながらないし、スポ魂でもない。チームプレーが身につくわけでもない。

高いお金を払うなら、もっと別のものに、という意見もあるようです。

子どもにとってダンスは憧れ

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ダンスを習わせたくない理由は、人それぞれあると思います。

そこで一番葛藤するのが、子供のやりたいことをやらせてあげるのがいいか?それとも、親がある程度、やって良いことをコントロールしてあげるのが良いか?ということではないかと思います。

子どもにとっては、ダンスってどんな風に映っているのでしょうか?

それを考えたときに、スポーツ選手とかって、子供ながらに目指したりもするけれど、ダンスはもっと身近にある「手の届く夢」なんですよね。

  • 有名になりたい
  • 目立ちたい
  • ちやほやされたい
  • カッコよくなりたい

子供ながらに持つ「夢」って、つまるところ、その世界で上手くなりたい!よりも、こんな感情が先にあるものなのかなと思います。自分もそうでしたしね。

だから、子供の夢は、流動的というのはよく言われますね。

夢=職業ではない?

大学生にもなれば、夢という言葉は、そのまま職業を指すものかと思います。でも、小学生、中学生くらいまでの夢は、そうとも限らない。

今は、夢を持っていない子供が多くて問題だ、何て言われます。

子供たちに将来なりたい職業が無いのではなく、子供たちに「希望」がないこと。

理想の自分を追いかける力がないこと。理想の自分を追いかけることの良さ、すばらしさ、すがすがしさを持つことが、夢を持つこと。

ダンスは、身近な、夢を見つけるためのロイター板にもなるんじゃないかな、ということです。

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自分は、教員免許を取得しましたが、その時に、面接で課題になっていたテーマは、今でも覚えています。それは「生きる力」とは何か?

自分なりの生きる力を持っているか?が問われていたんですよね。大学生から社会人になるタイミングでそれを問われたときに、みんな必死に正解を探していました。

もちろん、模範的な回答は、指導教本のようなものの中にもあったかと思いますが、それは覚えていません。ですが、生きる力を考えることが、子供に教えるべき大きなテーマなんだろうなと思います。

東洋経済誌の一説で、一般社団法人教育デザインラボ代表理事の石田 勝紀先生は、子供の夢を守る上で大切なことを、このように言っています。

  • 子どもの好奇心に対して制限を加えない
  • 子どもの能力に限界をつくらない
  • 勉強に関しては、失敗や間違いにフォーカスせず、「何が学べたか」にフォーカスする

たしかに教育において、親が子供をまもってやることは大切で、コントロールすべき部分もあるので悩ましいところですよね?

そこでもう一つ言いたいのは、お子さんがどのくらい成熟しているのか?教育で有名な言葉、みなさんも知っているかもしれません。

  1. 乳児はしっかり肌を離すな
  2. 幼児は肌を離せ手を離すな
  3. 少年は手を離せ目を離すな
  4. 青年は目を離せ心を離すな

ってやつです。お子さんは、どの時期にいるのか?今は、まだ自分の目の届くところに置いておくべきなのか。

もしその時期をもう過ぎているなら、子供を信じてあげることの方が、大切なことなのかもしれませんね。

まとめ

子供の成長は、目まぐるしく、逆に親の自分が子供に育てられているような感覚がある。

そんなときに思うことは、経験は違っても、お互い一人の人間だから。いつでも話して、触れ合って、いい関係でいれたらいいのではと思います。

ちなみに、エグザイルの事務所、LDHの経営するダンススクールEXPG、こういった、プロ志向を持っているスクールであれば、礼節までレッスンの一部に含まれていることは珍しくありません。

子供が本気であれば、こういったところを目指してみるのも、おすすめですよ。